舌のはなし その2 舌の色

舌を見る時には、色・形・表面の状態の3点がポイントになります。

色には淡紅、淡白、紅、暗紫の4色が代表的です。舌の色は気血水の流れや量を表します。

  1. 淡紅・・・正常または風邪の引き始めなど
  2. 淡白・・・気や血の不足、冷え症の方に多い。
  3. 紅・・・・・水分不足(陰虚)、熱がある状態
  4. 暗紫・・・瘀血・・・舌の裏側の静脈が膨れていることが多い。(写真)

 

 

 

 

瘀血は年齢に関係なく女性に多く見られます。 瘀血体質の方は頭痛、肩こり、生理痛などを伴うことがあります。 漢方薬での対処法には、冠元顆粒、血府逐瘀丸があります。 

舌を見れば・・・ 舌も色々

 お酒を飲みすぎた翌朝、鏡に映る顔がやや浮腫んで見える。寝不足の所為か欠伸がでる。こんな状態の時に「舌」を良く見ると、水を含んで腫れたようになり歯型がついている。さらに舌の表面を覆い隠すように白い苔の塊が浮いている。(←水湿)
 このように舌は体質や体調を物語る重要な手掛かりになります。
 代表的な舌の特徴を通じて、自分の体質を知る切っ掛けにしませんか。
 

正常な舌は、綺麗なピンク色です。苔は薄く白色で大きさも口いっぱいに広がり、歯型は見られません。(正常舌) 漢方は病名によって処方が決まるのではなく、体質によります。 処方決定のための診断方法には四診(望、聞、問、切)がありますが、舌を見るのは望診の一つです。薬局では問診とともに重要視しています。 

日高火防祭に参加しました。

4月29日朝から晴天に恵まれ、桜も満開の中、2年ぶりとなる火防祭が水沢の中心街で盛大に行われました。 私は、「大町組」に屋台係で2度目の参加を果たしました。 祇園ばやしを演奏する「お人形さん」 「三味線」の小学生、中学生、高校生が乗る屋台の安全に運行でき、充実の一日でした。

火高火防祭

火高火防祭2