疲れ目

2011年3月号

2011年3月号


「飲む目薬」として根強い人気の「杞菊地黄丸」は、次のような症状におススメです。
・目の乾燥
・のぼせ
・腰痛
・頻尿
・口の渇き
以上の症状を中医学で肝腎陰虚といいます。
中高年になると、避けては通れない症状です。
腎を補って長寿をもたらすと言われる漢方薬には名前に地黄丸が付くものが多くあります。
八味地黄丸、知柏地黄丸、麦味地黄丸、六味地黄丸などが代表的です。 それぞれの地黄丸には特長があります。
今回の杞菊地黄丸は六味丸(地黄、山薬、サンシュユ、茯苓、牡丹皮、タクシャ)にクコと菊花を加えたものです。クコ+菊花に目を守る効果(肝に作用する)があるので飲む目薬を言われています。