訓練は午後7時から、停電を想定し電源を遮断して行いました。
防災部・防災班が中心となって、最初に照明(ランタン他)の設置、電源の設置・投光器・暖房器具の設置・接続、検温器・手指消毒用アルコ-ル・マスク等の配置、ホ-ルでは避難者の為のブル-シ-トや簡易テントを感染症対策での必要な間隔を取りながらの設置を、十分な照明の無いなかで行いました。
8月に日中に避難所開設訓練を行ってはいましたが、夜間停電時でさらに冬季ともなれば、暗い中での作業に慣れていないこともあり、防災品を探すのに時間がかかりました。雪で路面が凍っていた場合の発電機等の持ち出し移動、暖房機の接続で発電機の容量オ-バ-等、考慮する点や課題が見つかり、今後に参考となる貴重な訓練となりました。
停電時では、非常用放送設備での館内放送ができないことが判明し、放送用蓄電池の増設や、既存のソ-ラ-発電による蓄電池を電源とした館内の非常用照明が、6室のうち2室のみであり明らかに不足していることを実感しました。これらについては、早急な改善を市の関連部署に要望して いくこととします。