令和5年 立花地区新年交賀会 開催     1月14日(土)

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で直前まで開催が危ぶまれましたが、最大限の感染防止対策を実施した上で、開催となりました。
 主な感染防止対策:入場時の検温・アルコ-ル消毒。席と席の間隔を空ける。食事以外はマスク着用。次第や事務連絡による感染防止対策のお願い。時間短縮。
 新年交賀会の開催にあたり、あらど神楽を奉納していただき、新しい年が災害の無い一年であることを参加者全員で祈願しました。遙かいにしえより継がれてこられた荘厳な舞に、身が引き締まる思いを抱きました。超ベテランメンバ-による荘厳な舞に、会場からは大きな拍手が湧いておりました。伝統芸能を継承していくためにも、このような機会をもっと設ける必要がありますね。
 口内鬼剣舞保存会による鬼剣舞が披露され、その迫力ある舞に参加者全員が驚嘆し、拍手喝采でした。すべての災いが一掃されるのではないかと思えるぐらいの感激をもらいました。
 庭元のお話では、口内鬼剣舞は岩崎鬼剣舞の流れをくんでいるものの、本来18ある演目のうち3演目がわからず、滑田鬼剣舞にご指導いただいたとのこと。その一つを今回ご披露いただきましたが、足の運びが今までみたものとは全く違い、とても新鮮な気持ちで見入ってしまいました。祭りや芸能公演で一つの団体が18演目全てを披露することは殆どないでしょうから、伝統芸能を継承することの難しさがここにもあるのでしょう。
 第8波と言われるコロナ禍における新年交賀会とはいえ、昨年に続く感染防止対策のもとでの開催にしては、参加者の協力もあって、状況に見合った盛り上がりでした。
 一般36名、出演者15名、役員・職員8名、総勢59名もの参加をいただきました。出演者の皆さんには会場を盛り上げていただき、新しい年にふさわしくとても賑やかに開催できましたことを、地区の皆様・関係者の皆様に深く感謝申し上げます。